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パースグリットを使って作図

 簡略図法で作成したパースだと基本作図法より平面図立面図を配置しない分、楽に大きく作成できるわけですがそのつど寸法を計るためスケッチ感覚で作成できません。そこでより楽に作成できる方法がグリット図法と呼ばれる作図法です。この作図法が最も実用的な方法でマスターすれば素早く、スケッチ感覚で作成できます。考え方としては、あらかじめ大まかな寸法をパースに描き込んでその位置を目安に作成します。


1.

簡略図法と同様の方法で基準枠を作成し、その幅を500ずつ区切ります。



2.
そこからVCにパースラインを引きます。


3.

左手前角から、右奥に対角線を引きます。(奥行きも5000にするので正方形に見えるようにして下さい。)それぞれのパースラインとの交点が奥行きに対し500づづの位置になります。



5.
交点から水平線を引きます。これで平面が500づつに分割できたわけです。



 したがって先程の図面の台を描く場合は、そのつど計らなくても、平面上の位置が描き込めるわけです。同じようにして、(平面上の交点を利用し)壁、天井も分割します。このようにして出来上がったのが1消点パースグリットです。実際に使う場合はいろいろな視点方向、高さのものを数枚作成し、図面の目的に合わせて使い分けます。使い方はまずグリットを下にトレーシングペーパーに重ねます。そのペーパーに下描きし、もう一枚重ねた上に仕上げをします。慣れたら下描きを薄く描き、そのまま仕上げます。